ローンの種類
住宅ローンとは、恐らく人生で一番高い買い物となる住宅を購入するための資金を調達するローンです。
戦後、良好な住環境を整備する目的で住宅金融公庫が設立されたのが住宅ローンの始まりです。
一方で民間金融機関は共同で住宅金融専門会社(住専)を設立し、個人向け住宅ローンを開始しました。
住宅ローンを利用すると、少ない自己資金を頭金にして数千万円もする住宅を購入することが出来ます。
住宅ローンでは購入する土地と家屋を担保にして通常は物件価格の80%まで借り入れすることが出来ます。
また、団体生命信用保険に加入していれば住宅ローン借りている人が万一死亡して住宅ローンを返せなくなった場合、残りのローンを支払ってくれます。
その住宅ローンには住宅金融公庫に代表される公的融資と民間金融機関による民間融資の2つがあります。
その他の公的融資には、年金住宅融資や財形住宅融資がありますが、年金受託融資は2005年1月で新規申し込みを終了しています。
民間金融機関による融資は1994年の規制緩和以降競争が激化し、現在では各社から多種多様な住宅ローンが発売されています。
住宅ローンの金利には、固定金利、変動金利、固定金利選択型変動金利、段階金利などがあります。
住宅ローンの返済方法には、毎回の返済額を一定にする「元利均等返済」と毎回の元金部分の返済額を一定にする「元金均等返済」がありますが「元利金等返済」が一般的です。
1980年代までは住宅ローンは貸してくれるだけ目いっぱい借りて、後は「不動産の値上がり」「給料の上昇」「インフレによるローン残高の目減り」を待っていれば良かったのですが、1990年代以降では土地も値下がりし、給料も上がらず、インフレもないことから住宅ローンをきちんと設計することが重要です。